求職者が検索するキーワードを知ることで、反響率は圧倒的に上昇します。

求職者を引き寄せる集客豆知識/ TIPS

求職者が検索するキーワードを知ることで、反響率は圧倒的に上昇します。

一方的なコンテンツが大半を占めるホームページはNG

ホームページを訪問していただいた求職者にコンテンツを見て頂くという行為は、とても一方的にであり、相互性が低くあります。
会話でであれば、相手のしゃべり方や声などで、今はなしている相手がどのような話題・商品・情報を必要としているのかを、会話の節々で収集することが可能で、適時適切な回答が可能ですが、ホームページはそうではありません。
対話が無いまま、一方的にコンテンツを作ってしまえば、そのコンテンツをユーザーが求めているのかどうかの判断もつかず、結果人が来ないホームページになってしまう、ということはよくあります。皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか?

一方的にコンテンツを作ったホームーページ/ユーザーと対話してコンテンツを作ったホームーページ

では、どのようにすれば一方的ではないホームページが作れるのでしょうか?
そこはやはりインターネットの世界ですので、インターネット上のツールを駆使するべきですね。ホームページは対話は出来なくとも、あるツールを使えば、お客さんが他の競合ホームページにたどり着くためにどのようなキーワードで検索をしているのかを、調査することが出来るのです。
とりあえずホームページを作ろうと闇雲に手を動かすのと、実際にお客さんが検索するだろうキーワードをしっかりと調査した上で、それらに完全合致したコンテンツを作るのでは、アクセス数にも雲泥の差が生じます。
今このページを見ていただいている方の視点で言えば、お客さんとは、求職者の方になります。(もちろん求職者を必要としている企業もお客さんになります。)
月間で、どれぐらいの人数の方が、どのようなキーワードを、どのようなキーワードと組み合わせて検索をしているのか?固定顧客が既にいるキーワードにコンテンツを落とし込んであげた方が、よりピンポイントに集客が可能になるのです。

キーワードからコンテンツを作成する具体的な例

例えば、看護師の求人サイトを構築するとしましょう。安易に「看護師 求人」というキーワードを強くしたい、と思ってしまうかもしれませんが、あまりそこに執着すると、限られた予算内で、大手競合に同じ土俵で立ち向かっているのにもかかわらず武器が無く、思ったように効果を出せないまま時間だけが過ぎてしまいます。
少し立ち止まって、求職者の立場になって考えて見ましょう。
転職を考えている人は、必ずしも新卒の方とも限らないし、今現在働いていない、とも限りません。今まさに他の病院にて働いているかもしれません。
そんな看護師の方々は、転職と共に考えているのが、どのように退職をするか、ということになります。
そこで調べてみると、「看護師×退職」「看護師×退職理由」「看護師×退職金」「看護師×退職方法」などといったキーワードの組み合わせて、月間でそこそこの検索数があることがわかります。
その場合、看護師の転職だけでなく、退職からサポートいたします。という強みを持ったコンテンツを作りこむことにより、「看護師×退職」で検索をしている潜在的な求職者をホームページに呼び込むことが可能となります。
転職時だけでなく、退職時もしっかりサポートをしてくれるという会社の強みを前面に打ち出しながら、且つ集客にもつなげることができるのです。
まず、お客さん(この例だと看護師の転職者)の立場になり、様々な角度から、心理を読み取り、キーワードを調査して、それに合致したコンテンツを作っていく、それがホームページでの集客には必須な手法となることを、しっかりとご理解いただきたく思います。

キーワードとは無関係のコンテンツの重要性

キーワードからコンテンツを考案していく手法はホームページを運用していく上では必須な手法ですが、それだけに固執しすぎると、コンテンツがわざとらしく演出されたものになってしまいます。
そこで、キーワードからコンテンツを考案したSEO重視のコンテンツと並行して、キーワードとは無関係な、ユーザにとって価値のある情報もコンテンツとして作っていって上げましょう。
ここはキーワードの調査と切り離すので、なにを盛り込んでいくかが難しいところなのですが、例えば、看護師が実際に御社を介して転職が決まった成功例などは、とくにキーワード誘導させるわけではなく、他のページからこのサイトにたどり着いた人が、サイト内のコンテンツを見ていて、「この会社を介した転職者の成功例ってどんなだろう?」と考え、そのコンテンツに遷移するものとなります。
キーワードから考案したコンテンツは、いわば撒き餌(マキエ)で、Googleなどからホームページに入ってきてくれるきっかけを作る役目となります。

それだけではなく、キーワードでは検索がされないが本当に伝えたいコンテンツ、なども織り交ぜて、バランスよくオリジナリティを高めて行く必要があるのです。
当社のこの今見ていただいているサービスサイトで例えますと、
「求人サイトにおけるSEOの重要性」というページ・コンテンツは、「求人サイト×SEO」という検索者に対しての対策したページということである程度の流入数は見込めておりますが、まさに今お読みいただいているこのページ「求職者の検索ワード把握してますか?」に関しては、「求職者×検索ワード」というマイナーな組み合わせにて検索をかける企業様は皆無に等しく、検索エンジンからの直接の流入はほぼ期待できないと思います。
今実際にこの記事を読まれている方は、おそらく他のキーワードの組み合わせで、他のページにたどり着き、まずそれらのコンテンツを読んでいただき、その後、どんな会社だろう?とサイト内の他のコンテンツを見ていただく過程で、この記事にたどり着いているはずです。
そして、弊社のコンテンツを作るうえでのこだわりを、このページにて十分にご理解いただければ、例えばキーワード対策がしていないこのページでも、多大な存在意義があるのです。
このように、キーワードから考案するコンテンツと、そうでない、キーワードでは検索されないコンテンツの切り分けをして、バランスよく配置することが重要なのであります。

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