COLUMN — SEO

AIに「見つけてもらう」時代へ。AIO・AI検索に向けて、今からやるべきこと

検索して上位に出れば見つけてもらえる。長いあいだ、そういう前提でやってきました。その前提に、もう一つ土俵が増えています。AIがまとめた答えの中に、自社が入っているかどうか。引用してもらうための備えを、AIO(AI最適化)と呼びます。やることは、特別な技術ではありません。

#SEO 約3分で読めます

そのくらいならAIに聞けばいい、と思っていませんか?

思っていて正解です。ちょっとした調べものなら、検索結果を上から開いて当たりを探すより、そのほうが手数が少ない。答えがまとまった形で返ってきます。

問題はここからです。同じ聞き方を、あなたのお客さんもできます。

検索結果で1位を取っていても、AIが答えの中であなたの会社に触れなければ、その人には届きません。1位なのに、届かない。

勝手に取次役が立ちました

これからは、検索で上位を取ることに加えて、AIに正しく引用してもらうことを考える必要があります。

AIは、あなたの会社とお客さんのあいだに立って、代わりに紹介します。こちらが頼んだわけでもないのに、です。この「AIに正しく理解してもらい、引用されやすくする」取り組みを、AIO(=AI最適化)と呼びます。

新しい対策を覚え直す必要はありません

こう聞くと、また難しいものが来たか、と身構えますよね。

AIO対策の土台は、これまでの内部SEOとほぼ同じなんですよ。サイトの中身を、読み手に正しく伝わる形に整える。その読み手にAIが加わっただけ。発想は変わっていません。内部SEOの積み上げが、そのまま効いてくる領域なんです。

AIが読み取りやすいのは、質問と答えがそろっている形です

理由はシンプルで、聞かれたことに対する答えが、そこにそのまま書いてあるからです。探して組み立てる手間がいらない。

だから、よくある質問と答えをページに置いておきます。このコラムも、記事ごとにFAQを付けています。

あなたの会社のサイトに「よくある質問」のページはありますか? なければ、お客さんから実際によく聞かれることを3つ書き出すところから始めてください。それだけでも土台になります。

書き方が具体的かどうかで、AIの扱いが変わります

はっきり書いてあることは引用できます。ぼんやりした表現は、引用のしようがない。

  • 「幅広く対応」と書かずに、「大阪拠点・オンラインで全国対応」と書く。具体的な事実ほど、AIは引用しやすくなります。
  • 会社やサービスの情報を、正確に書いておく。何屋で、どこにいて、何が得意か。ここがブレていると、AIも正しく紹介できません。

AIの答え方まではこっちで決められません

だから狙うのは、引用されやすい状態を地道に整えておくことになります。効き方はゆっくりです。派手さもありません。それでも、整えた分は残ります。

どのサイトを引いて、どう要約するか。その判断はAIの側にあって、指定する方法はありません。こちらで整えられるのは、読み取られる側の中身だけです。

その提案が何を指しているかは、聞けば分かります

提案書にAIO対策と書かれていたら、確認したいのはここです。それが具体的に何をすることで、これまでの内部SEOとどう違うのか。ここを聞くと、話の中身がはっきりします。

社内で説明するときも同じです。新しい何かを買う話ではなく、サイトの中身を、人にもAIにも読み取れる形に整え直す話。そう伝えれば通じます。

自社サイトが今どう書かれているか見てほしいときは、お問い合わせからどうぞ。現状を確認するところからでも大丈夫です。

FAQよくある質問

QAIO対策をすると、今までのSEOは無駄になりますか?
A無駄になりません。逆に、これまでの内部SEO(サイトの中身を正しく整える対策)が、そのままAIO対策の土台になります。基本は同じで、AIにも読み取りやすい形に整えるという視点が一つ加わるだけです。
Qうちのような小さな会社でも、AIに引用されることはありますか?
A十分あります。知名度の大きさだけで引用先が決まるわけではありません。地域名やサービス名など、具体的で答えの明確なページは、規模に関係なく引用されやすい。小さい会社だから不利、とは限りません。
Q何から手をつければいいですか?
Aまずは「よくある質問と答え」をページに用意することです。AIは質問と答えのセットを読み取りやすいためです。次に、会社概要やサービス内容を、あいまいな表現ではなく具体的な言葉で書き直すこと。この2つから始めるのがおすすめです。
Q自社サイトがAIに引用されているか、確認する方法はありますか?
A手軽なのは、ChatGPTなどのAIに「◯◯市でおすすめの△△は?」のように、お客様が聞きそうな質問を実際に投げてみることです。自社が出てくるか、どう紹介されているかで現状が分かります。紹介のされ方が事実と違っていれば、サイト側の情報を具体的に書き直すところから手をつけます。

「うちの場合は?」に、お答えします。

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