COLUMN — 求人サイト

Indeedや求人ボックス、Googleしごと検索。いま求人はどう載るのか、掲載の仕組みをはじめての方にやさしく

せっかく採用サイトを作っても、「どうやって応募者に見つけてもらうのか」で立ち止まってしまう方は、多いのではないでしょうか。お気持ち、よく分かります。ここで鍵になるのが、Indeed(インディード)や求人ボックス、Googleしごと検索といった「求人検索エンジン」との付き合い方なんですね。そして実は、この一、二年で、求人がどう載るのかという仕組みは、少しずつ変わってきています。今日は、いまの姿を一緒に、やさしくほどいていきましょう。

#求人サイト 約8分で読めます

まず最初に、今日の結論を申し上げます

先に行き先を示しておきますね。今日いちばんお伝えしたいのは、この一文です。

Indeedや求人ボックス、そしてGoogleしごと検索は「求人情報を集めて表示する検索エンジン」です。手間をかけずに無料で載せられるのはGoogleしごと検索。Indeedや求人ボックスは、載せること自体はできても「作っておけば自動で無料」とはいかなくなってきました。そして三つに共通する土台は、求人ページとして正しく作られた採用サイトと、その中身をきちんと伝える下ごしらえなんですね。

ここがいちばん大事なところなんです。では、順番に確かめていきましょう。

そもそも「求人検索エンジン」とは何でしょうか

Indeedや求人ボックス、そしてGoogleしごと検索(=インターネット上の求人情報を集めて、一覧で見せてくれるサービスのことです)。名前は聞いたことがあっても、ふつうの求人サイトと何が違うのか、分かりにくいですよね。

イメージで申し上げましょう。求人サイトが「自分のお店に商品を並べる場所」だとすると、求人検索エンジンは「街じゅうのお店の商品をまとめて見せてくれる、大きな検索窓」なんですね。求職者は、Googleで調べものをするのと同じ感覚で「◯◯市 事務 パート」と入れる。すると、あちこちのサイトに載っている求人が、ずらりと一覧で出てくる。これが求人検索エンジンです。

ですから、掲載の主役は求人サイトのように「その媒体の中」ではなく、「あなた自身の採用サイト」になります。ここが、いちばんの違いなんですね。

掲載の仕組みは、いま静かに変わってきているんですね

さて、ここからが今日の本題です。

少し前まで、求人検索エンジンの説明といえば「採用ページを作っておけば、あとは自動で読み取られて、無料で一覧に載っていきます」というものが一般的でした。ところが、この一、二年で、その前提が静かに変わってきているんです。何が起きているのか、三つのエンジンを一つずつ、並べて見ていきましょう。

Indeed(インディード)── 「作れば自動で載る」は、もう終わっているんですね

以前のIndeedには、自社サイトの求人を自動で読み取って載せる「クローリング掲載」(=サイトを巡回して求人を自動で拾ってくる方式のことです)という仕組みがありました。採用ページさえ作っておけば、いつの間にか載っていた、というわけですね。

ところが、この仕組みは2025年6月末で終わりました。ですから今は、「作っておけば自動で載る」というわけにはいかないんです。では、どうするのか。──種明かしをしましょう。いまは、Indeedへ直接求人を投稿するか、採用管理システム(=ATSといって、応募や選考をまとめて扱う仕組みのことです)と連携して載せるか、このどちらかの形になりました。直接投稿そのものは、採用する企業ご自身であれば費用はかかりません。

もう一つ、応募のかたちも変わってきています。最近のIndeedは「Indeedエントリー」(=Indeedの画面の中で、応募まで完結できる仕組みのことです)への対応が前提になりつつあって、応募の入り口がはっきりしている求人ほど、表示されやすくなっているんですね。逆に、応募の道すじがあいまいな求人は、なかなか表に出てこない。ですから、応募の経路をきちんと用意しておくこと。これが、これからのIndeedでは欠かせない下ごしらえになります。

念のため申し添えますが、人材紹介や派遣、採用代行といったお仕事をされている会社は、2026年3月18日以降、無料での掲載ができなくなる動きもあるようです。ただ、ご自身で採用をされる一般の企業については、これまでどおり無料での掲載を続けられます。今日は、その一般の採用企業のお話に絞ってお伝えしますね。

求人ボックス ── 無料で載せられますが、埋もれやすいところがあるんですね

次は求人ボックスです。こちらは、採用ボード(=求人ボックスに直接求人を登録できる場所のことです)へ投稿すれば、今も無料で載せることができます。そこは、ご安心ください。

ところが、正直なところを申し上げますね。無料のままだと、一覧に表示される順番を自分で調整することができず、たくさんの求人の中に埋もれてしまいやすいんです。とくに、競い合う求人が多いお仕事では、その傾向が強い。ですから、実際にしっかり見てもらうためには、クリック課金(=求人がクリックされるたびに費用がかかる仕組みのことです)の広告を活用することが、前提になりやすいのが実際のところなんですね。

念のため申し添えますが、制度のうえで有料が必ず要る、と決まっているわけではありません。無料でも、載ることは載ります。ただ「載る」ことと「見てもらえる」ことは、別のお話なんですね。

Googleしごと検索 ── 手間をかけずに無料で載せられる、いまのところ唯一の入り口なんですね

そして三つめが、Googleしごと検索(=グーグルが提供している、求人の検索機能のことです)です。こちらは、採用ページにきちんとした下ごしらえがしてあれば、広告の設定をしなくても、無料で載っていきます。今日ご紹介する三つの中で、手間をかけずに無料で載せられるのは、このGoogleしごと検索なんですね。なぜそう言えるのか、その仕組みは、次の章でもう少しほどいてみましょう。

こうして並べてみると、見えてくること

では、三つを並べたうえで、大事なところをまとめておきますね。つまり、「ただ作っておけば、自動で、無料で載る」という時代は、静かに終わりつつあるということなんです。手間をかけずに無料で載せられるのはGoogleしごと検索。Indeedや求人ボックスは、載せること自体はできるけれど、Indeedは直接投稿や応募経路の対応が要り、求人ボックスは無料だと埋もれやすい、という条件や限界があります。

ですが、ここで気づいていただきたいことがあるんです。三つとも、出発点は同じなんですね。それは「求人ページとして正しく作られた採用サイト」と、その中身を検索エンジンに正しく伝える下ごしらえがあること。ここが整っていないと、どのエンジンでも土俵に上がれない。話は結局、そこに戻ってくるというわけなんです。

もう少し、Googleしごと検索のお話をしましょう

先ほど、手間をかけずに無料で載せられるのはGoogleしごと検索、とお伝えしました。ここで、なぜそう言えるのかを、もう少しほどいておきますね。

Indeedや求人ボックスは、求職者がクリックすると、それぞれの求人サイトへ移動していきます。ところが、Googleしごと検索は違うんです。Googleで「◯◯市 事務」と検索したとき、その検索結果の画面の中に、求人の枠がそのまま出てくる。別のサイトへ飛ばずに、Google検索そのものの画面で求人が見られる、というわけなんですね。しかも、広告のように費用はかからず、目立つ位置に出ることもあります。

では、どうすればここに載るのでしょうか。──ここで、先ほどからお話ししている「下ごしらえ」の正体を、はっきりさせておきましょう。それは「構造化データ」(=検索エンジンが求人の内容を正確に読み取れるよう、決められた書式で書いておくデータのことです)というものなんですね。むずかしく聞こえるかもしれませんが、要は「これは求人ページですよ、給与はこれ、勤務地はここ、とGoogleに正しく伝えるための下ごしらえ」なんです。

お気づきでしょうか。この下ごしらえこそ、まさに「求人ページとして正しく作られた採用サイト」があってはじめてできることなんです。ですから、Googleしごと検索への掲載も、土台がしっかりしているかどうか、というところに行き着くんですね。

自社サイトと連携すると、何が変わるのでしょうか

では、自社の採用サイトを土台にして連携することの良さを、三つ挙げていきますね。

1. 掲載し続けても、追加費用がかかりにくい

求人媒体は、載せる期間ごとに費用がかかることが多いんですね。ですが、自社サイトを土台にした掲載なら、募集を続けても費用がかさみにくい。長い目で見ると、この差は大きいんです。

2. 自社の言葉で、しっかり伝えられる

媒体の決まった枠ではなく、自分たちのサイトですから、仕事の中身も、働く人の雰囲気も、写真も、思うように載せられます。求職者が知りたいのは、まさにそこなんですね。

3. 応募者の情報が、自社に残る

媒体経由だと、応募のやり取りはその媒体の中で完結しがちです。自社サイトなら、問い合わせや応募が自分たちの手元に残っていく。次の採用にも活きてきます。

このあたりは、自社採用サイトを持つメリットでもくわしく触れていますので、あわせてご覧いただけたらと思います。

念のため、正直なお話を一つ

ここで留保を申し上げておきます。「採用サイトを作れば、翌日からIndeedやGoogleしごと検索に載る」というものでは、残念ながらないんですね。掲載の設定をしても、検索エンジンに認識されるまでには、少し時間がかかることもあります。

そして、ただ載るだけでは、たくさんの求人に埋もれてしまいます。仕事内容を具体的に書く、勤務地や給与をきちんと明記する、応募の入り口をはっきりさせておく。こうした「求人ページとしての正しい作り」があってこそ、はじめて見つけてもらえるんです。この土台づくりと、各エンジンごとの掲載設定こそ、わたしたち制作会社がいちばんお役に立てるところだと思っています。

もう一度、申し上げます

Indeedや求人ボックス、そしてGoogleしごと検索は、求人情報を集めて表示する検索エンジン。手間をかけずに無料で載せられるのはGoogleしごと検索で、Indeedや求人ボックスは、載せられるけれど条件や限界があります。そして三つに共通する土台は、求人ページとして正しく作られた採用サイトと、その中身を伝える下ごしらえ(構造化データ)なんですね。

あれこれ手を広げるのは、いったん脇に置いておきましょう。まずは、あなたの会社に「求人ページとして正しく作られた採用サイト」があるかどうか。そこを確かめることから、なんですね。話は、ぜんぶそこからなんです。

連携の進め方が分からない、今の採用サイトで載るのか不安、というときは、お問い合わせからお気軽にご相談ください。見積もりは無料です。ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

FAQよくある質問

QIndeedや求人ボックスに載せるのに、費用はかかりますか。
A採用したい企業ご自身が載せる場合は、Indeedへの直接投稿も、求人ボックスへの登録も、基本の掲載自体は無料です。ただ、求人ボックスは無料のままだと表示の順番を調整できず、たくさんの求人に埋もれやすいところがあります。ですから、実際に見てもらうには、クリックごとに費用がかかる広告をあわせて使うことが前提になりやすい、というのが正直なところなんですね。まずは無料ではじめて、必要に応じて広告を足していく、という進め方をおすすめしています。
Q求人サイト(求人媒体)と求人検索エンジンは、何が違うのですか。
A求人サイトは「その媒体の中に求人を並べる場所」、求人検索エンジンは「あちこちのサイトの求人をまとめて見せてくれる、大きな検索窓」だとお考えください。求人検索エンジンでは、掲載の主役があなた自身の採用サイトになる、というところが大きな違いなんですね。
QGoogleしごと検索に載せるには、何が必要ですか。
A採用ページに「構造化データ」(=これは求人ページですよ、給与はこれ、勤務地はここ、とGoogleに正しく伝えるための、決められた書式のデータのことです)を用意しておくことが必要になります。この下ごしらえがあれば、広告費をかけずに、Google検索の結果の中へ求人を載せられるんですね。手間をかけずに無料で載せられるという点では、いちばん取り組みやすい入り口だと思います。
Q採用サイトを作れば、すぐにIndeedに掲載されますか。
A以前は、Indeedが各社の採用ページを自動で読み取って載せてくれる仕組みがありました。ですが、この自動で拾う方式(=クローリング掲載のことです)は2025年6月末で終了しています。いまは、Indeedへ直接投稿するか、採用管理システム(=ATS)と連携させて掲載するかたちが基本なんですね。あわせて、応募の入り口をはっきりさせておくことも大切になります。
Q今ある自社サイトでも、求人検索エンジンに連携できますか。
Aはい、多くの場合は可能です。ただ、仕事内容や勤務地、給与がきちんと書かれているか、Googleに正しく伝わる下ごしらえ(構造化データ)が整っているか、応募の入り口がはっきりしているか、といった「求人ページとしての正しい作り」がそろっているかどうかで、見つけてもらいやすさは変わってきます。いまのサイトで載るのか不安、というときは、一度ご相談いただけたらと思います。

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