最近、セキュリティ対策について、ご相談をいただくことが多くなりました。
前回の記事では、点検で見ているところと、保守で直してきたことを書きました。今回は、ご相談をいただいたときにお出ししている作業の流れです。
FTP情報をいただく前に、まず外から巡回点検をします
ご依頼をいただいたら、サイトのURLだけで始められます。
外から確かめているのは、たとえば次のようなところです。
- httpで開いたときに、httpsへ切り替わるか
- ブラウザへ送られる、セキュリティのための設定(ヘッダ)がそろっているか
- 置き忘れたファイルなどを、外から開けないようにする設定が入っているか
- フォルダの中身が、一覧で見えてしまわないか
- 管理画面やマイページが、ログインしないまま開けないか
見て回るのは、ページを開いて確かめられる範囲だけです。入力欄に何かを打ち込んで送ったり、ログインを試したりはしません。一度にたくさんのアクセスを送ることもしません。
外から見て気になる点が無かった場合も、それは外から見える範囲での結果としてお伝えします。中まで点検するかどうかは、そこでご相談ください。
気になる点が見つかったら
FTPやSSHの情報をお預かりして、サーバーの中とプログラムを点検します。置き忘れたバックアップ、入力の受け取り方、ログインまわりの作り、エラーが起きたときの扱い、フォームのスパム対策などは、中を見ないと分からないためです。この段階でも、サーバー上のファイルは読むだけで、書き換えはしません。
どれから直すか、どこまで直すかは、点検の結果をお見せしたうえで、ご相談して決めます。危ないのに作り直しが大きいものは、まずすぐ塞げる応急の手を入れ、作り直しは別にご相談します。保守契約をいただいているサイトなら、保守の範囲で直せるものと、お見積もりが要るものを分けてお出しします。
直すときの手順
- 直すのは手元のファイルです。サーバー上のファイルを直接書き換えることはしません
- 反映の前に、サーバーにあるファイルと見比べて、ほかの修正を消してしまわないかを確かめます
- いまのファイルのバックアップを取ります。その前に、バックアップが外から読めない設定になっているかを確かめます
- 書き間違いがないかを、サーバーで検査してから反映します
- 反映したら1件ずつ、いつものページが表示されるか、塞いだファイルが開かないか、ログイン画面とフォームが表示されるかを確かめます
- おかしければ、バックアップからすぐに戻します
ログインまわりやパスワードの処理のように、サイトへの影響が大きいものは、営業時間外に1件ずつ反映します。翌営業日には、エラーが増えていないか、お問い合わせや応募がいつもどおり届いているかも見ます。
終わったら、直したものと、別にご相談が要るものを分けてお伝えします。
制作した会社は問いません
巡回点検はURLから始めるので、うちで作っていないサイトでも同じように進められます。気になることがあれば、お問い合わせから、サイトのURLを添えてひとことお送りください。
FAQよくある質問
- Q巡回点検をお願いするとき、何を用意すればいいですか。
- AサイトのURLがあれば始められます。FTPやSSHの情報は、外から見て気になる点が見つかり、中まで点検することになったときにお願いします。
- Q巡回点検で、サイトに影響が出ることはありませんか。
- A見て回るのは表示できるページの範囲で、入力を送ったりログインを試したりはしません。アクセスもまとめて大量に送ることはせず、少しずつ確かめていきます。